2020-01-01から1年間の記事一覧

仏陀の真意と大乗仏教

くり (101.143.81.101) 2020-11-17 19:18:04 ショーシャンクさま おめでとうございます! いつの日かショーシャンクさまが御覧になられているその清浄なる風景を綴っていただけることを心より願っております。 くりさん、おはようございます。 まだまだ悟っ…

疑問の氷解

koboyuki (27.82.211.253) 2020-11-18 05:49:13 ショーシャンクさんおはようございます。 ショーシャンクさんは悟ったのですか? 有余涅槃に至ったのですか? ならばどうか教えてください。 どんな人にも涅槃に至れる道を…。 koboyukiさん、おはようございま…

私のブログ一覧

『人生についてのひとりごと』 https://shawshank-blog.hatenablog.jp/ 『仏教についてのひとりごと』 https://shawshank-blog.hatenablog.com/ 『株についてのひとりごと』 https://shawshank-blog.hatenadiary.com/ 『法律についてのひとりごと』 https://…

仏陀の真意と大乗仏教がつながった

ずっと解けなかった謎がとけた。 仏陀は、五蘊非我を説いた。 そして、四念処の実践で、身⇒受⇒心⇒法 の4つがどれも無常であり(生じれば滅するということ)、苦であり、私ではない、と観じることを説いた。 病身の仏陀を見舞いに来た弟子に『このような老い…

法華経の流通分

マニカナで法華経に関して書いている人がいて、観音経を裏門と書かれてあったので、少し触れます。 私が法華経にはじめて触れたときには、方便品が最も好きでした。 方便品の最初から十如是までがゾクゾクするほど名文でしたし、十如是がそれだけで法華経の…

心は諸々の如来を造る

六十華厳の唯心偈(唯心偈と言えば六十華厳の偈を指します)では 心は諸々の如来を造る とあります。 しかし、前半で 心は工みなる画師の如く 種種の五陰を画き一切世界の中に 法として造らざる無し心の如く仏もまた爾り 仏の如く衆生も然り心と仏と及び衆生…

八十華厳の唯心偈

前に挙げた華厳経の唯心偈は、六十華厳です。 いま、八十華厳をパラパラと眺めていましたら、少し表現が違っています。 八十華厳では、夜摩宮中偈讃品第二十になっています。 心は工画師の如く 能く諸の世間を画き 五蘊は悉く従って生じ 法として造らざる無…

八つの解脱

パーリ涅槃経(大パリニッバーナ経)に八つの解脱について仏陀が説いたところがあります。 内心において物質的なものという想いをいだいている者が外において物質的なものを見る。これが第一の解脱である。 内心において物質的ならざるものという想いをいだ…

絵を描けない画家になっては

華厳経夜摩天宮菩薩説偈品第十六 唯心偈心如工画師 画種種五陰 一切世界中 無法而不造 如心仏亦爾 如仏衆生然 心仏及衆生 是三無差別 諸仏悉了知 一切從心転 若能如是解 彼人見真仏 心亦非是身 身亦非是心 作一切仏事 自在未曾有 若人欲求知 三世一切仏 応当…

想いの大切さ

今までの仏教なるものを全部白紙にして、最古層の仏典から歴史上の仏陀は本当は何を言いたかったのかを探求してきて愕然としています。 それは、仏陀の真意とは真逆な方向に仏教は行ってしまっていると言うことです。 さらに仏教の影響を全面的に受けて成立…

最も怖ろしいのは

高原 (126.42.33.248) 2020-11-03 17:43:02 ショーシャンクさん、こんばんは。 禅で、愚さんの話が出されましたがIxtlanさんがマニカナで出会われた禅者は、その愚さんで、Ixtlanさんの禅批判の念頭には、愚さんがあったと思っています。 愚さんはマニカナで…

自由意志がないという者は

同じ『三明ヴァッチャ経』に、異教のアージーヴァカ派について、こういうことも書かれています。 異教のアージーヴァカ派というのは、運命決定論(宿命論)、つまり、 自己の意志による行いはなく、一切はあらかじめ決定されており、定められた期間流転する定…

仏陀は三明を持つ者

中部経典第71経『三明ヴァッチャ経』にこうあります。(要約) ヴァッチャ族の遍歴業者が仏陀に尋ねた。 『「沙門ゴータマはすべてを知るものでありすべてを見る者であり、つねに途絶えることなく智慧という洞察が現われている」と言っていいでしょうか?…

アドヴァイタと禅

>このIstlanさんが「アドバイダと禅宗は同じ」とおっしゃっていて、ぼくも「そういわれればそうなな」とも思いますが、ショーシャンクさんはどう思いますか? アドヴァイタと言っても、大きく2つあるような気がします。 もともとアドヴァイタとは、シャン…

輪廻はあるでしょう

高原 (126.42.33.248) 2020-10-30 15:22:55 マニカナの過去ログを読んでいました。 10年以上前からのログが保存されてあって見やすくて美しい素晴らしい過去ログのデザインだと思いました。 石飛さんは幼い頃、神秘体験をされています。 生まれて6ヶ月くらい…

煩悩とは何か

仏教なるものは、仏教なるものが確立された時点から今日まで、歴史上の仏陀の真意とはかけ離れ続けていきました。 いま残されて一般にも使われている仏教用語のほとんど全部は本来の意味と全く違うものです。 仏教用語に『煩悩』と言う言葉があります。 一般…

アラシである限り

ある人が『生れ、育ち、風土、環境に依って、私であって、私という個体が危うくなり、私の核(自性)が解体されて行く。すると、自我に固執していた自分への懺悔が起こり、自我が崩壊して行ったんだよ。』と書いていたので、コメントします。 私は、宗教やス…

縁起とは十二縁起のこと

『十二因縁は因・縁・果の時間的連鎖であり、「因縁」と「縁起」は分けるべきである。混同するから、表面的な言語に振り廻されて、群盲のカラ騒ぎとなる。十二縁起ではなく、〈十二因縁〉である。』 などと書いている人がいたので、それについてコメントしま…

三明は仏陀の悟りの核心

またまたある人がマニカナで変なことを書いているので、コメントしておきます。 三明は、仏陀の神格化によってでっちあげられたものではありません。 歴史上の仏陀が自分の修行した経緯と悟りへ至った道筋を語った中で出てくる核心たる智慧のことです。 三明…

仏教解説書の切り貼りでなく

>>『こころは移ろい易きものである。 見落とすことなくその中に居よ』>>と訳すなんてありえないのです。>>上の単語のどこをどう訳すとそんなでたらめな訳になるのか、教えてください。 このわたしの問いかけに、芳和さんが次のように答えてくれたみた…

親鸞についての質問

門前の小僧 (59.166.196.125) 2020-10-19 13:33:41 ショーシャンク様、初めて書き入れます。 親鸞について対話がありましたので、感じたことを書かせてもらいます。 親鸞の本覚思想への態度に次のような和讃があります。 『罪業もとより所有なし 妄想顛倒よ…

dipa=島・洲・避難所

Utthanena' ppamadena samyamena damena ca dipam kayiratha medhavi yam ogho nabhikirati. 賢い人たちは、暴流に押し流されない dīpā(洲・島・避難所)を作れ Akincanam anadanam etam dipam anaparam nibbanam iti nam brumi jaramaccuparikkhayam. 無所…

仏陀はサンスクリット語を禁じた

マニカナで芳和さんが、私宛に投稿されていますね。 私のこのブログの文章に対してのレスのようです。 私にレスするよりは、石飛先生が芳和さんにレスされているのですから、そちらに返事されたほうがいいと思いますが、少しコメントしますか。 >ショーシャ…

激流の中にいよ??

石飛先生のマニカナホームページで、芳和という人の石飛先生への罵詈雑言が酷くなっていますね。 「お前も阿修羅だ!」というスレッドを立ち上げています。 芳和さんは、『石飛先生のヒステリックな矢島羊吉先生批判に「お前も阿修羅だ!」と直観されました…

マニカナの閲覧者さんからの質問

くり (58.191.192.212) 2020-10-11 10:16:01 ショーシャンクさま、高原さま 初めまして。 くりと申します。 ショーシャンクさまのmanikanaでの石飛先生との真摯な議論をある種の感動を持って読ませていただいた、仏教は初心者の者です。 ショーシャンクさま…

今こそ、仏陀の本当の法を

高原 (126.42.33.248) 2020-10-10 11:57:16 ショーシャンクさん、こんにちは。 芳話さんの記事を取り上げてらっしゃったので、読んでみて、気になることがあったので上げてみます。 芳和さんが松原泰道という人の本で読んだという言葉。 「如来とは、釈尊の…

違う地平へ

koboyuki (27.82.211.253) 2020-10-10 00:08:41 ショーシャンクさんこんばんは。ショーシャンクさんは大変仏教について詳しく、私はお恥ずかしいですがショーシャンクさんのおっしゃっていることの半分も解りませんが、具体的にどういった修行をどこまで実践…

無上最大の法輪

法華経譬喩品に 仏は昔、波羅奈において、初めて法輪を転じ 今すなわちまた、無上最大の法輪を転じたまう とあります。 初転法輪で説かれたのは、四諦と中道である八正道ですが、 それでは、法華経で説かれた無上最大の法輪とは何でしょうか。 譬喩品にこう…

譬喩品

マニカナに芳和さんという人が『忍辱波羅蜜を兼ねて乗り込んできた』ということみたいで、興味深い話題を提供してくれていますので考察します。(仏教や哲学をしている人が変な人が多いということの例で挙げるのでは絶対にありませんから念のため(笑)) 過…

まのあたり即時に実現される、時を要しない法

仏陀の説いた法は『まのあたり即時に実現される、時を要しない法』(スッタニパータ)です。 即時に実現される法でなければならないのです。 いま、伝わってきている仏教なるものにそのような法はあるでしょうか。 残念ながらありません。 部派は説一切有部…