2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

自分に合った筏を

id:kougenn 2019-06-28 23:40:58 ぼくは原典で読んだことがないので、サンスクリット語とパーリ語の違いも関心はありませんでした。玄奘三浄の漢訳がサンスクリット語を訳したことは知っていたので、パーリ語よりもサンスクリット語という言葉の方が普通に耳…

歴史上の仏陀が本当に言ったことがわかってくる時代

id:kougenn 2019-06-27 01:33:49 ぼくは、仏陀が生きていた初期の頃の仏教は、仏陀は我々が手を伸ばせば手の届く存在だったのだと思います。それが、次第に、大乗仏教になってからの仏陀は、我々がどんなに手を伸ばしても届かない神とか仏とかの遠い存在へと…

無量心

id:kougenn 2019-06-26 21:05:10 「喜捨」は、世間で、寄付、お布施という意味の方が一般的になってますね。 確かに、最初に「慈」があって、一対として「悲・喜」があって、最後に「捨」があると読む方が繋がりと座りが良いように思います。 七覚支の最後に…

慈悲喜捨の『喜』と七覚支の『喜』

id:kougenn 2019-06-26 00:08:01 「慈悲喜捨」にも「七覚支」にも「喜」が出てきます。文字通り「喜ぶ」という意味なんでしょうが、何かしっくり納得できません。何を喜ぶんでしょうか? 慈悲喜捨の『喜』と七覚支の『喜』は漢字では同じ『喜』ですが 慈悲喜…

七覚支こそ三十七菩提分法の核

パーリ語『大般涅槃経』にこうあります。 『過去の長い時にわたって真人・正しく悟った人々がいたが、それらすべての覚者は、五つの蓋いを捨て去って、人を弱くする心の煩悩を明らかに知って、四つのことを心に思い浮かべる修行(四念処)のうちに心をしっか…

八正道が根幹

仏陀は死の直前、最後の直弟子になったスバッダにこう説きます。 『いかなる教えと戒律とにおいてでも、八正道が存在すると認められないところには、第一の道の人も、第二も第三も第四の道の人も認められない』 『しかし、いかなる教えと戒律とにおいてでも…

仏陀が遺言した修行法

パーリ語『大般涅槃経』には、歴史上の仏陀が亡くなるときの言動が詳しく書かれています。 仏陀は、自らの死が3か月後に決定した際に、近くにいるすべての弟子たちを集めて言いました。 『わたしは法を知って説示したが、お前たちはそれをよく保って、実践…

慈悲喜捨

id:kougenn 2019-06-05 23:13:27 高原です。たまたま、ネットで「日本仏教における因果応報の研究」(新田 新 著)という論文を開いたので読んでいました。 そこに「仏教を大陸の先進文化としてだけでなく、自利および利他業を説く『宗教』として受け止めたの…

コメント欄

ターボー (126.35.203.25) 2019-05-30 02:16:40 ショーシャンクさんこんばんは。 私が30年も悟りを捨てられなかったのは、やはり2人を殺してしまったという罪悪感にあると思うのです。 そしてその当時の一体化していた自分と彼女を殺してしまったのは事実だ…