十二縁起の真実

 たま (153.242.203.5)  
とても参考になるブログです
ありがとう御座います
 

 

たまさん、はじめまして、ですかね?

コメント、ありがとうございます。

十二縁起につき補足しますと、

Aがあれば Bがあり

Aが生じるが故に Bが生じる

Aがなければ Bはなく

Aが滅するが故に Bが滅する

 

この縁起の公式が、十二の項目にすべて当てはまらなくてはいけません。

つまり、

無明があれば 行があり

無明が生じるが故に 行が生じる

無明がなければ 行はなく

無明が滅するが故に 行が滅する

 

行があれば 識があり

行が生じるが故に 識が生じる

行がなければ 識はなく

行が滅するが故に 識が滅する

 

識があれば 名色があり

識が生じるが故に 名色が生じる

識がなければ 名色はなく

識が滅するが故に 名色が滅する

 

(以下、名色、六入、触、受、愛、取、有、生、と続きます)

 

今までの仏教学者の解説で、これに当てはまる解説はあったでしょうか。

 

また、相依性は、識と名色の間にだけあります。

 

相依性とは、

識があれば 名色があり

識が生じるが故に 名色が生じる

識がなければ 名色はなく

識が滅するが故に 名色が滅する

 

と同時に

名色があれば 識があり

名色が生じるが故に 識が生じる

名色がなければ 識はなく

名色が滅するが故に 識が滅する

 

ということが成り立つと言うことです。

 

なぜ、識と名色の間にだけ相依性が成り立つというのでしょうか。

これについて、明確に解説した仏教書はありません。