中部経典の第49は、『梵天招待経』です。
バカ梵天という梵天が、常見という悪しき見解を持ってしまったことから、仏陀が神通力を現しながら法を説くという経典です。
しかし、今のところ、核心となるものが私にはわかりにくい感じです。
仏陀が身体を消すという神通力を現したときに語った詩が、この経典の中心なのでしょう。
その詩はこうです。
私は有による恐れと
非有を求める者の有を見
いかなる有をも歓迎せず
また歓びに執着せず
この詩によって、梵天も梵天衆も梵衆天も不思議な珍しい心になったとあります。
しかし、私には今のところ、この詩の真価がわかりません。
またわかり次第、書いていきます。