しまとりさん、お久しぶりです。
『仏陀の真意』を読んでいただきましてありがとうございます!
ヤフー掲示板のほとんどの板(株式板以外)が閉鎖されるときに、ヤフー掲示板の哲学板の私のスレッド『仏教についてのひとりごと』の私の投稿を保存するために、ブログを作ることを勧めてくださったのが、しまとりさんです。
過去の私の投稿を保存し、そしてブログに毎日書き込みを続けてきたので、『仏陀の真意』という本を出版することができました。
一から原稿に書いていたのでは、いまだに本にはなっていなかったと思います。
その意味で、本にできたのは、しまとりさんのおかげだと感謝しております。
そして、しまとりさんのように仏教に詳しい人であればあるほど、この本の本当の価値をわかっていただけるものと思っておりました。
おっしゃるように、現代の仏教解釈は、あまりにも仏陀の真意からはかけ離れたものになっています。
今の仏教者や仏教学者はこぞって、輪廻も転生も神霊もすべて例え話や比喩に過ぎないと断定しています。
あれほど、歴史上の仏陀は、死後の世界も神霊も、そして何より自分自身の膨大な過去世も繰り返し語っているのに、それらを全く無視して、唯物論、断見に傾いています。
何とも情けない限りです。
もっとも、これは現代に始まったことではなく、仏陀とその直弟子の時代の原始仏教が、根本分裂を経て部派仏教になってしまったところからその傾向は始まっているのですが。
そのような部派仏教に対して、仏陀の真意の復興運動として興ったのが大乗仏教だと私は考えています。
しかし、その大乗仏教も、いつのまにか、唯物論、断見に傾いていきます。
苦というものを諦めてない無明から形成しようとする行が生じ、それが個体を生じさせています。このような無明・行が滅しない限り、五蘊、または異蘊を集めて個体を生じさせてしまうのです。
無量心を阻害し続けてしまいます。
現代に蔓延る唯物論、虚無論では、仏陀の理法そのものが瓦解してしまいます。
仏教の現状を見るにつけ、死ぬまでにどうしても残しておきたいものがこの本でした。
〇〇〇〇はご本名でしょうか。
もしご本名であれば、ネットではどのような悪意のある人が見ているかわかりませんから、伏せさせていただきました。
しかしながら、教えていただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。