中部経典の第46は、『大受法経』です。
前編の『小受法経』と同じく、
次の、四つの法の引き受けについての説法です。
1、現在に楽があり、未来に苦果がある
2、現在に苦があり、未来に苦果がある
3、現在に苦があり、未来に楽果がある
4、現在に楽があり、未来に楽果がある
【現在に苦があり、未来に苦果がある】
苦しみを共にし、憂いを共にし、殺生者となります。また、殺生を縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、与えられないものを取るものとなります。また、与えられないものを取ることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、もろもろの欲における邪行者となります。また、もろもろの欲における邪行を縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、妄語者となります。また、妄語を縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、両舌者となります。また、両舌を縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、悪口者となります。また、悪口を縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、綺語者となります。また、綺語を縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、貪欲者となります。また、貪欲を縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、瞋恚者となります。また、瞋恚を縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、邪見者となります。また、邪見を縁として、苦しみ・憂いを感受します。
死後、苦処・悪道・破滅の地獄に生まれかわります。
【現在に楽があり、未来に苦果がある】
楽しみを共にし、喜びをも共にし、殺生者となります。また、殺生を縁として楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、与えられないものを取るものとなります。また、与えられないものを取ることを縁として楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、もろもろの欲における邪行者となります。また、もろもろの欲における邪行を縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、妄語者となります。また、妄語を縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、両舌者となります。また、両舌を縁として楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、悪口者となります。また、悪口を縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、綺語者となります。また、綺語を縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、貪欲者となります。また、貪欲を縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、瞋恚者となります。また、瞋恚を縁として楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、邪見者となります。また、邪見を縁として、楽しみ・喜びを感受します。
死後、苦処・悪道・破滅の地獄に生まれかわります。
【現在に苦があり、未来に楽果がある】
苦しみを共にし、憂いを共にし、殺生から離れるものとなります。また、殺生から離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、与えられないものを取ることから離れるものとなります。また、与えられないものを取ることから離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、もろもろの欲における邪行から離れるものとなります。また、もろもろの欲における邪行から離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、妄語から離れるものとなります。また、妄語から離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、両舌から離れるものとなります。また、両舌から離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、悪口から離れるものとなります。また、悪口から離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、綺語から離れるものとなります。また、綺語から離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、貪欲から離れるものとなります。また、貪欲から離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、瞋恚から離れるものとなります。また、瞋恚から離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
苦しみを共にし、憂いを共にし、邪見から離れるものとなります。また、邪見から離れることを縁として、苦しみ・憂いを感受します。
かれは、身体が滅ぶと死後、善道の天界に生まれかわります。
【現在に楽があり、未来に楽果がある】
楽しみを共にし、喜びをも共にし、殺生から離れるものとなります。また、殺生から離れることを縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、与えられないものを取ることから離れるものとなります。また、与えられないものを取ることから離れることを縁として、、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、もろもろの欲における邪行から離れるものとなります。また、もろもろの欲における邪行から離れることを縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、妄語から離れるものとなります。また、妄語から離れることを縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、両舌から離れるものとなります。また、両舌から離れることを縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、悪口から離れるものとなります。また、悪口から離れることを縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、綺語から離れるものとなります。また、綺語から離れることを縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、貪欲から離れるものとなります。また、貪欲から離れることを縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、瞋恚から離れるものとなります。また、瞋恚から離れることを縁として、楽しみ・喜びを感受します。
楽しみを共にし、喜びをも共にし、邪見から離れるものとなります。また、邪見から離れることを縁として、、楽しみ・喜びを感受します。
かれは、身体が滅ぶと死後、善道の天界に生まれかわります。