仏教を見つめなおす時

 koboyuki (27.82.211.253)    
ショーシャンクさんこんにちは、お久しぶりです。                
いよいよ発売されるのですね おめでとうございます!
さっそくアマゾンでポチリさせて頂きます。それから2冊目は法華経についてですよね。
いつ頃になりますか?楽しみです。   

 

 

koboyukiさん、こんばんは。

ありがとうございます。

生きているうちに、形となって残ればそれで自己満足できるということで始めましたが、何とか、形にはなりそうです。来月中旬まで生きていればですが。

最初は、一冊だけで考えていましたが、原始仏教で仏陀の真意を書いたら、どうしても大乗仏教も捉えなおしたくなりました。

私は、仏教を、仏陀とその直弟子の時代、根本分裂する前の仏教を、原始仏教と呼んでいて、根本分裂以降の部派仏教と分けています。

原始仏教、部派仏教、そして部派仏教のアンチテーゼとしての大乗仏教です。

原始仏教が見直されてきてから、大乗非仏説を言う人も増えてきました。

研究者の数もかなり原始仏教の方が優勢になりつつあるのではないでしょうか。

大乗仏教側は、劣勢を跳ね返そうとして、原始仏教を貶す方向に行くことが多いです。

しかし、それは全くの的外れです。

大乗仏教側は、大乗仏教が何故興ったのか、から真摯に見つめなおすべきです。

原始仏教を貶す方向ではなく、原始仏教を徹底的に探求して、仏陀の真意をとらえ、その見地から大乗仏教を見つめなおすべきなのです。

大乗仏教を仏陀の真意から捉えなおす時、全く違う景色が見られるはずです。

ということで、どうしても大乗仏教の代表である法華経を仏陀の真意から捉えなおす本を2冊目として書きたいと思っていますが、これから原稿を書いていくのと、原稿ができてから出版まで半年もかかることから、今年のうちに出版できれば奇跡で、たぶん、来年の春頃になるような気がします。