女王の教室

 
 
 
 id:okomechan7  
ショーシャンクさん、こんばんは。
お返事ありがとうございます。
また、お礼が遅くなりましてごめんなさい。
今まで、物事を決定することに対して、自分の気分が良くなるかどうかはあまり考えてこなかったと思います。
「人のため」、「チームのため」ばかり考えていたかもしれません。
「人生の時間は短いので、わずらわしい人間関係に時間を取られていたら、それだけで終わってしまう」とは、本当にその通りだと思いました。
少しずつ、自分の気分がどうなるのかということを大切にしていきたいと思います。
法律のブログも拝読したことがあるのですが、すごく丁寧にやり取りされていてびっくりしたのですよね。
人のためになる行動が、自分の気分を良くするというのは本当にすごいなぁと思います。
いただいたお返事を読んで、毎日考えていたのですが、子供のころからの環境(教育)が「人にどう見られるか(好かれたい)」ということに影響を及ぼしているのではないかと思うのです。
「郷に入っては郷に従え」という言葉にあるように、みんなと同じようにしないといけない、周囲を気にしなきゃいけない環境にありますよね。
もちろん、社会構築をする上で大切なことだと思うのですが、私のように心が疲れてしまう人が増えているのは、環境が行き過ぎたものになっているのかもしれません。
株のブログにて、ショーシャンクさんが日本の経済的な凋落について書いてくださっていますが、グーグルやアップルのような企業が生まれず、ずっとトヨタ1社にのぞみを託しているのは、突出した人材、能力が生まれにくい、こういった教育の影響があるのではないかと思いました。
上記のことを考えると、私は今、子育て中でもあるのですが、今後どういう教育をしていくことがいいのか頭をグルグルしています。
幼児から塾に行っている子も多いのですが、今までと同じではいけないのではないかなぁと思っています。
ショーシャンクさんは、子供たちにどのような教育が必要と思われますか?
(すみません、仏教のブログで記載する内容ではないのですが・・・)
株についての相談もありがとうございます!
私は、人にお願いされるのが苦手になったといいながら、ショーシャンクさんにお願いしておりますので、自分の行動が矛盾していることは重々承知しているのですが・・・甘えていて申し訳ないです。
また、つらつらと書いてしまい、長文失礼いたしました。

 

 

okomechanさん、こんにちは。

どの国でも、人に嫌われたくない、好かれたい、いい人に見られたい、ということで行動する事は多いでしょうが、日本は特にその傾向が顕著ですね。

同調圧力が半端ないです。

少しでも違った行動する人が許せない国民性でもあります。

それでも、高度成長期から今までは、国民が一丸となって国の発展のために力を注いできたので、一丸となれる国民性が力を発揮できていたと思います。

しかし、いまはもう、野心も向上心もなく、何より自信を失っていますから、国力の凋落は避けられないようにも思えます。

成功を願う力より失敗を怖れる力の方が大きいのが日本です。

ですから、革新的な企業は出てきません。

改善改善、と既存の技術を磨き抜くことは得意ですが、新しい発想が出てこないですね。

 

教育に関しては、ドラマ『女王の教室』を見てください。

全話見るのがいいのですが、時間のないときは、最終回だけでも見てください。

これは極めて重要なことを言っています。

子供の時にちゃんとこういうふうに社会や世の中を教えてくれる人がいれば良かったのに、と思います。

大人の中にもここまで社会を見通せている人はほとんどいないので、そして、教育者のレベルがどんどん低くなっているので、困ったものです。

昔は教師は知的階級の代表的な職業でしたが、いまは教師志望者も少なく大学の教育学部などは最低の偏差値になっています。

教師にだけ頼るとよくないと思います。

小さいときに、ちゃんと、社会というものの本当の姿を説く人が、一人でもいたらその人の人生は全然変わってくるでしょう。