今日もまた

 owl22 (60.98.32.128)  
ショーシャンクさん、こんばんは。
『仏陀の真意』を読みました。内容がとても濃くて、読んでは考えながら、気がつけば、日が経っていました。
本には付箋がいっぱいになり、本の馴染み具合も自分だけのものになってきました。
表紙はやわらかい紙なので、曲げることができ、持って読むときは、紙送りを左手でパラパラと送ったり、また右手で戻ったりと、とても読みやすいです。
やはり本になるといいですね。
手元におけるし、いつでも好きなところから読めます。
(内容の概要の白い帯紙はたたんで本にはさんでいます。)
第2章から、言葉の意味を、ひとつひとつ丁寧に解説していただいています。
9の中道で「仏陀が身体の道を捨てて智慧の道を行った」とありました。
理法を学んでこそ精神の至福を得られるというので、難しいですが、なんだかほっとしました。
毎日の生活でいろいろな感情や思いが湧いてきますが、いまは、この湧きあがってくる感情に(ないない、ないよ)など、言っています。
でも、「人間は...意識や思いが肉体をつくりました」という文に逢った時は、しばらくしてから魂の奥の奥からこみあげるものがあり、涙も出てるのに、(なんだろうこれ?)と冷静に見つめている自分もいたり、不思議な感覚もありました。本を読むと何かに包まれているような時もありましたし、その他いろいろあります。
だらだらとまた長くなってしまいそうです。
これからも何度も読んでみます。
第1章の『はじめに』かえて、の中に「仏教は自らが自らの考えで探求していくものだと考えている」とありました。コヘルトの言葉を読んだとき、「種をまく」という話が印象に残りましたが、種をまいていただいたので、何とか芽が出るように考えて生きていきたい。出版していただいて、本当にありがとうございます。一生の宝物です。また、奥様への感謝の言葉には、ほっこりしました。 
あと、Netflix『真夜中のミサ』、面白そうですね。観てみます。
ご紹介ありがとうございます!
ライフワーク構想凄いですね。
どうぞ明日も「好日」でありますように。

 

 

 

owlさん、おはようございます。

『仏陀の真意』、読んでいただきまして本当にありがとうございます!

確かに、本当を言えば、3冊くらいに分けて書くべき内容かなとも思います。

まずは、今までの仏教の通説とそれについての疑問を中心に、仏教用語の解説もしながら仏教のおおすじが優しくわかる1冊。

そして、歴史上の仏陀が本当は何を言いたかったのか、という核心テーマの1冊。

そして、それが、歴史上、どうしてかけ離れていったのか、という視点の1冊。

それら全部を1冊に詰め込んでいて、仏教用語の解説なども飛ばしていますので、なかなかとっつきにくい面はあるかもしれません。

しかし、自分で言うのも何ですが、おっしゃるように、すべてを詰め込んだので、どの章も内容は濃いと自負しています。

 

今までの仏教解説書や仏教入門書を読んでいて、『歴史上の仏陀は本当にこんなことを言いたかったのだろうか』とか『このようなことが仏教なら、仏教は人間の精神や人生に本当に役に立つのだろうか』とか強く感じていました。

 

世界で、そして日本で生きづらい人が多くなっていきます。

仏陀によれば、人間はみな苦の集積に向かっているのです。

今日もまた、有名人の自殺がニュースになっていました。

人間は皆、孤立化、自殺への道を進んでいるのかもしれません。

優しい善人であればあるほど生きづらいものです。

 

owlさん、読んでいただき、そして感想を書いていただき、ありがとうございます。

このように理解していただける方がいるのは、私は幸せです。

人間は自分を理解してくれる人が一人でもいれば、生きていけるものだと思います。

そのような理解し合える場ができればいいですね。