『仏陀の真意』第4章は、本の題名と同じ『仏陀の真意』です。
中核部分なので、後に回します。
第5章は、『仏陀の筏』です。
第5章の目次は、
第5章 仏陀の筏
1、仏陀の筏とは
2、四諦の法
3、八正道
4、十二縁起
5、三十七菩提分法(総説)
6、四念処
7、七覚支
8、五根五力
9、三十七菩提分法(まとめ)
ここで詳説していますが、仏陀の理法はどれも、その順番が極めて大事です。
重要な意味があるのです。
四念処、四正勤、四神足、五根、五力、七覚支、八正道の、七科三十七菩提分法のどれも、その順番でないと成り立たないのです。
四念処は、身⇒受⇒心⇒法 の順番でないと成り立たないのです。
七覚支も、念⇒択法⇒精進⇒喜⇒軽安⇒定⇒捨 の順番でなければ成り立ちません。
もし、その順番でなくてもいいような解説であれば、それは全く間違った解釈です。
三十七菩提分法は、極めて有機的に出来上がっている、見事な『筏』です。
それを解き明かしています。
難解中の難解であった十二縁起の法もこの章で解き明かしています。