2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

中部経典『ヴェーランジャカ経』

中部経典の第42は、『ヴェーランジャカ経』です。 この経典は、前編の『サーレッヤカ経』と全く同じ内容です。

中部経典『サーレッヤカ経』

中部経典の第41は、『サーレッヤカ経』です。 サーレッヤカ(Saleyyaka)とは、サーラー村の村民の意味です。 サーラー(Sala)という村で説かれました。 サーラーに住むバラモン資産家たちは、世尊にこう言った。 『ある生けるものたちは、身体が滅ぶと、…

中部経典『小アッサプラ経』

中部経典の第40は、『小アッサプラ経』です。 ここでも、一切の悪しき不善の法を断つことから〈沙門の正しい実践〉が説かれます。 不善の法の浄化⇒満足⇒喜び⇒身体が軽やかになる⇒楽を感じる⇒心が統一される という一連の流れが説かれます。 七覚支は、 念⇒…

中部経典『大アッサプラ経』

中部経典の第39は、『大アッサプラ経』です。 アッサプラとはこの説法が行なわれた町の名前です。 〈沙門となりバラモンとなるもろもろの法〉が説かれます。 沙門の目的である涅槃に至るためになすべき法が次々と語られます。 「それ以上になすべきことは…

中部経典『大愛尽経』

中部経典の第38は、『大愛尽経』です。 仏陀が、わざわざ『渇愛滅尽解脱の説示として常に心にとどめよ』と言われたくらい、極めて大切な説示です。 仏陀の真意の核心がここに説かれます。 十二縁起が何を意味するのかが具体的に明かされます。 漁師の子で…