別のブログで書いた話ですが、昔、アメリカ人の本だったと思いますが、自分の精神放浪の記録のような内容でしたが、その中で、おりしもベトナム戦争の時代、ある講演会にふらっと立ち寄ってみると、講師が、『すべては心が作っている』という講演をしていたそうです。
みんな静かに聞いていたのですが、その講師が『ベトナムの赤ちゃんは自らに降り注ぐナパーム弾を自らが作った』と言ったらしいのです。
それから、会場は、蜂の巣をつついたような大騒ぎになり、罵倒の言葉、抗議の言葉、非難の言葉が飛び交いました。当然です。なんとも酷いことを言っているからです。
しかし、講師は平然と講演を続け、そのうち会場はだんだんと静まり、最後には称賛の拍手が鳴り止まなかったと言います。
その講演の内容が書かれてなかったので、この言葉は衝撃でもあり大きな謎でもありました。
仏陀の真意を探求していて、この言葉の本当の意味がわかった気がします。
別のブログに書いたときにはまだまだ中途半端な理解だったのですが、いまはかなりはっきりとわかります。
仏陀が『激流』と表現した理由もはっきりとわかりました。
なぜ、八正道が、過去の聖者たちが発見した古城に向かう古道であるのか、これもはっきりとわかりました。
これがはっきりとわかると、自分がどんなに道を外れていたかが猛烈にわかります。