仏陀の真意を甦らせるとき

 
ひだ (124.24.195.46)  
「仏教についてのひとりごと」ようやく全部読ませていただきましたが、またあらためて分かりやすくまとめていただき、本当に本当に感謝です。ありがとうございます。

 

ひださん、ありがとうございます。

 

歴史上の仏陀(ゴータマ・シッダッタ)が本当に言おうとしたことは何だったのかを探求してきました。

その探求はまだ続きますが、今まで分かってきたことは、今の仏教は、仏陀の真意を伝えていないばかりか、真逆なものになっているということです。

 

仏陀の理法は人類の至宝です。

しかし、人類はその至宝たる仏陀の理法、そして仏陀が残してくれた筏を捨て去ってしまいました。

 

仏陀の死後、仏陀の理法はねじ曲げられ、灰身滅智の方向へと突き進みました。

『このようなものは仏陀の真意ではない。仏陀が説いた大法ではない。』と叫んだのが大乗仏教です。つまり、大乗仏教は仏陀の真意の復興運動でした。

しかし、その大乗仏教も、縁起の法を仏陀の理法とは全く別の解釈をしたために仏陀の真意とは真逆な方向に行ってしまいました。

 

現代になってはじめて、歴史上の仏陀の肉声に近い仏典がどれかが明らかになってきました。

今こそ、仏陀の真意を甦らせるときだと思います。