涅槃経には、パーリ涅槃経と大乗涅槃経がありますが
それは大乗涅槃経の文言ですね。
原始仏典には、無明とは四諦の法を知らないことと明確に説いています。
仏陀が説いたのは『まのあたりに実現する法』です。
無明を人類発生時からの盲目的な意志と捉えてしまうと
人は今生で無明を滅することはできなくなります。
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スッタニパータ第三章の『二種の観察』に
十二縁起の原型が出てますね。
『どんな苦しみが生じるのでも、すべて無明に縁って起こるのである』
『無明が消滅すれば、苦しみの生じることはない』
こういう二種の観察を説きます。
『どんな苦しみが生じるのでも、すべて潜在的形成力に縁って起こるのである』
『潜在的形成力が消滅すれば、苦しみの生じることはない』
『どんな苦しみが生じるのでも、すべて識に縁って起こるのである』
『識が消滅すれば、苦しみの生じることはない』
『どんな苦しみが生じるのでも、すべて接触に縁って起こるのである』
『接触が消滅すれば、苦しみの生じることはない』
『どんな苦しみが生じるのでも、すべて感受に縁って起こるのである』
『感受が消滅すれば、苦しみの生じることはない』
『どんな苦しみが生じるのでも、すべて愛執に縁って起こるのである』
『愛執が消滅すれば、苦しみの生じることはない』
『どんな苦しみが生じるのでも、すべて執着に縁って起こるのである』
『執着が消滅すれば、苦しみの生じることはない』
ここでは、苦の原因となるものを個別に観察しています。
これが十二縁起の原型でしょうね。
スッタニパータの中でも最も古層なのは第四章と第五章なのですが
その第四章には、
『名称と形態によって、感官による接触が起こる』
『感官による接触によって、快と不快が起こる』
『快と不快によって、欲望が起こる』
『欲望によって、愛し好むものが起こる』
『愛し好むものによって争闘・悲しみ・憂いなどが起こる』
という図式の原型となる文章があります。
苦の原因の連鎖は、最古層に遡れるということでしょう。
すでにスッタニパータにおいては、十二縁起のほとんどの項目が出ています。
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たーぼーさん、こんにちは。
私が立てたスレッドは、『映画についてのひとりごと』『仏教についてのひとりごと』
『法律についてのひとりごと』『カリナン原石を探せ!』の4つあります。
最初のスレッドは『映画についてのひとりごと』だったのですが
株をやっていて株投資の話題が多くなってきましたので別に『カリナン原石を探せ!』というスレッドを作り、株の話題はそちらでするようにしました。
株式投資の方は、自分の経営する会社の2億円の借金を株式投資の儲けで全額返済して無借金経営になるという目標を既に達成しましたので、重心はライフワークの仏教本の自費出版のほうに置き始めました。
私の4つのスレッドで、最も役に立つのは『法律についてのひとりごと』です。
これはぜひ、みなさん、読んでほしいですね。
以前によく、金銭トラブルの相談に乗っていて、その内容を貼っています。
日常生活をしていれば役に立つこともあるはずです。
映画を観るのが時間の無駄だとは私は思いません。
映画を観るのも音楽を聴くのも維摩経を読むのも何の違いもないですね。
ただ、映画も音楽も夥しい数の駄作があるというだけです。
映画も音楽も最上のものであれば、聖典を読むのと何ら違いはないですね。
どんなに大金持ちになって社会的に大成功した人でも、その人に、人生の一冊の本、人生の一曲の音楽、人生の一作の映画、と言えるものを持たない人は、精神的な生活をしてなかった人で私は評価しないですね。
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おはようございます。
『モスクワは涙を信じない』も『ピロスマニ』も観たことがなく名前を聞いたことも初めてです。
アマゾンで検索するとディスクがあるようですので、買って観てみますね。
観た後、感想を書かせてください。
ご紹介ありがとうございました。
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私は、広範囲にわたっていろいろな業態で出店していき事業を拡大させすぎて
死にそうになりました(笑)
会社の銀行からの借り入れも2億円にもなり、元手5千万円を株式投資で5倍にして返済しようと決意しました。
急がないと倒産して無一文になりますから、本当に真剣勝負でしたよ。
私の過去投稿の一番最初を見ていただければわかりますが、アドテック・プラズマ・テクノロジーという株を買いました。
買った理由は掲示板にはいろいろ書きましたが、本当のところは、何気に四季報をパラパラめくっていてなぜかプラズマが気になって気になって仕方なく、何度めくってもそこで止まるのです。
業績もそれほど良い株ではありませんでしたが、なぜか『テンバガーになる』と思えたのです。
これは私の能力ではなく、神仏の助け、諸天善神のご加護でしかないと思います。
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<<何故、ブッダを支持するかと言えば、宗教的な神秘性がない理性的道理であるからです>>
それは確かにその通りですが、原始仏典を見ても、数々の神霊たちが仏陀に教えを請い仏陀に帰依する場面がよくあります。
原始仏典には、数多くの神霊たちが登場する以上、無理にそれらを排除する必要もないように思えます。
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sabbe samkhara anicca. 一切の形成されたものは無常である
sabbe samkhara dukkha. 一切の形成されたものは苦しみである
sabbe dhamma anatta. 一切の事物は我ならざるものである
神秘性とは、目に見えない存在とか力とかいうことでしょうか。
あるいは形成されざるものということでしょうか。
上の3つの言葉は、『形成されたもの』について言っていますから
形成されざるものを神秘性ということであれば、上の3句には神秘性はないですね。
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たーぼーさん、こんにちは。
アドテック・プラズマ株だけはいまも不思議です。
それから後の他の銘柄は、自分なりに徹底的に調べて確信が持てたものを買っていきましたので
どれも2倍、3倍、5倍になったものの不思議ではないのですが、
プラズマだけは買った時には業績や材料からはどうしてもテンバガーになる要素はないにもかかわらず
四季報でそこのページだけ光っていたのと、何故か、自分でテンバガーになるとわけもなく感じていたのが不思議なのです。
アドテック・プラズマ株は2000円の時に買いましたが、
それから最終的には3万7000円くらいまで行ったような気がします。
全財産をかけ、人生のすべてをかけて、それが失敗した時には経営する会社は倒産し自分も無一文になるというぎりぎりの状況での真剣勝負が、通常を超えた感覚をもたらせてくれたのかもしれませんね。
株式投資も為替も、生半可な精神状態で安易にやると必ず大損します。
全財産を失う覚悟ができてない人はやるべきではないでしょうね。
私の場合はそれしか会社存続の道がなかったので真剣そのものでした。
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>>でも、ショーシャンクさんと言えば、日本相場界を騒然とさせた、あの「デ・ウエスタン・セラピテクス」の大相場です。
今でも株式の掲示板で「あのウエスタン・セラピテクスを見つけた人」と噂話を目にするほど、株に関心のある人で知らない人がいないほどのレジェンド(伝説の相場師)です>>
デ・ウエスタン、懐かしいですね。
あの頃は本当に必死でした。
デ・ウエスタンは学会発表予定の糖尿病網膜症適応薬の材料で、700円台から買っていました。
私は、デ・ウエスタン社長が言っていた時価総額1000億円つまり株価4000円を目標にしていて3550円までは行ったのですが、糖尿病網膜症適応ラインとは全く別のラインの頓挫のIRによっていきなり急落してしまいました。
頓挫IRが出た日、すべて終わったと思ってとことん落ち込みました。
その夜はなぜか、youtubeで、『フランスの教会で歌われる「いつも何度でも」』をずっと聴いていました(笑)
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